「そろそろ手を離さないと…」と思いながらも、気づけばまた子どもの予定に口を出してしまっている自分がいます。
自立していく我が子の姿がうれしい反面、寂しさや不安がこみ上げてくることも——。
私はいま、子離れの真っ最中です。正解なんてわからないけれど、「少しでも心が軽くなるヒントがあれば」と思ってこの記事を書いています。もし、同じような気持ちの方がいたら、一緒に考えてみませんか?
「まだそばにいたい」って思っちゃうのは、しょうがない!
子どもが成長してくると、「もう親は一歩引かなきゃ…」なんて頭ではわかってるのに、心がついてこないんですよね。
私もそうです。学校のこと、友だちのこと、進路のこと——気になるし、聞きたくなるし、口も出したくなる。
でもそれって、やっぱり“そばにいたい”っていう気持ちの表れなんですよね。
何年も全力で子育てしてきたんだから、急にスパッと気持ちを切り替えるなんて無理ですって(笑)
だから私は、「こんなふうに思っちゃうのも当たり前だよね〜」と、まずは自分の気持ちを受け止めることから始めてます。
見守るって、難しい。でも信じてみたい
子どもが自分で選んだ進路や考え方を「大丈夫かな…」と不安に思ってしまうこと、私にもたくさんあります。
つい手を出したくなるけれど、いまは「聞かれたときだけ答える」くらいの距離を意識しています。
うまくいかない日もあるけれど、「この子はきっと大丈夫」と信じることが、今の私にできる精いっぱいの子離れなのかな、と思うようになりました。
つい口出ししちゃう…だって気になるんだもん
「そんな選び方で大丈夫?」「もっとこうしたほうがいいのに」って、つい言っちゃうこと、ありませんか?私はめちゃくちゃあります(笑)。
言わないほうがいいってわかってるのに、どうしても心配になっちゃうんですよね。でもあとで「また余計なこと言っちゃったなぁ…」ってモヤモヤして、自己嫌悪。
でも最近は、「あーまたやっちゃった!」くらいに軽く受け止めるようにしてます。完璧に何も言わないなんて無理だし、それでも少しずつ口出しの回数が減ればOKかなって。子どもだって、こっちの気持ちを全部わかってないわけじゃないと思うしね。
子どもが離れていく分、自分の時間を思い出してみる
最近、空いた時間に昔好きだった音楽を聴いてみたり、ひとりで散歩に出かけてみたりしています。最初はそわそわしていたけれど、少しずつ「自分に戻る感覚」が心地よくなってきました。
きっと私も、子どもとは違う形で“新しいステージ”にいるんですよね。それに気づいてから、子どもへの執着も少しずつやわらいできた気がします。
焦らなくていい。「ゆっくり手を離す」でいいと思う
「もう手を離さなきゃ」と自分を急かすと、よけいに苦しくなります。私もまだ、完全には子離れできていません。でも、それでいいのかも。
子どもの変化に合わせて、私もゆっくり変わっていく。時間がかかっても、それが私にとって自然な子離れなんだと思います。
この記事のまとめ
子どもが少しずつ自立していく中で、親の私たちも戸惑いながら成長していく。完全に手放す必要なんて、たぶんどこにもなくて。大事なのは「干渉」ではなく「信頼」の形に変えていくことなんだと思います。
同じように悩んでいる方がいたら、「私もまだ途中ですよ」と伝えたいです。ゆっくり、できるところから。自分のペースで、一緒に子離れしていきましょう。
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