いまだに日本の企業には転勤という制度があります。家族が帯同するのも限界があります。我が家も5年前から夫が単身赴任になりました。
単身赴任となると私自身はワンオペ育児。やはり二人いるはずの親が一人であることが大変です。当たり前ですが。
単身赴任によるワンオペ育児の困り事と対策を私なりに解説していきます。
目次
単身赴任によるワンオペ育児歴も5年になります
夫が単身赴任になり早5年がたとうとしています。
私のワンオペ育児歴
元々、夫が転勤族であった我が家。現在住んでいる東京も転勤によって住むことになりました。
単身赴任によるワンオペ育児は現在も含め2度あります。1回目は息子が2歳の頃。期間は半年と限定的、かつ終わりがわかっていました。
現在は息子が小学2年生の頃から約5年に渡り単身赴任中です。そして終わりなくこれからも単身赴任です。
息子2歳の頃は何とかなった
息子が2歳の頃は約半年間の単身赴任によるワンオペ生活でした。2歳と言えば、イヤイヤ期でもあり、まだまだ手のかかる時期。大変と言えば大変です。
しかし、この頃は地方都市に住んでおり私自身は専業主婦。地方都市だったこともあり一時預かり保育が充実しており、いつでも預けられました。それもあって、四六時中息子と二人というわけでもなかったので、何とかなりました。
また、期間が決められているというのは大きいです。会社命令のことは大概期間など定めてることの方が少ないように思います。そんな中でその時だけは半年という短い期間だったので耐えられたのかもしれません。
小学生生活はほとんどワンオペ状態
2回目の単身赴任は息子が小学2年生から。そして6年生の今もなお継続中です。そして、おそらく戻ってくることはないでしょう(笑)
子供のお世話としてはもう小学生なのでそれほど手のかかるものではありません。しかし、小学生は物理的なお世話というよりも精神的なケアが必要になります。それを一人で担うことはなかなか大変です。友達関係や学校で何かうまくいかないことや成長していく中での悩みなど様々です。また異性である息子の
単身赴任の良き面もある
これは私の個人的な意見になります。単身赴任などない方が当然いいのです。しかし、いまだにこういったことを当然のように命令してくる会社もまだまだあります。
そういった現実がある以上、その状態にフィットしていくしかないと考えた私の意見です。
夫が単身赴任になって良かった点です。
息子の教育に関しての主軸は私のみとなった
息子の親は私と夫。それぞれに教育に対する考えであったり、方向性があったりもします。しかし、現実問題、普段の息子の様子を見て、息子の教育を見守るのは主に私です。
教育に対する方向性もほぼ私が担っています。ここに夫も同じくらいの感覚で参入してくると、どうしても意見がぶつかる回数が増えていたと思います。最悪、それが息子に影響します。
親の意見がぶれてしまうと子供は迷ってしまいます。今の状態はそういったことはなく、基本的に私が担っている状態です。もちろん、夫には逐一報告しながら、何か意見を聞きながら、でも実際に息子とやり取りするのは私のみと言った感じです。
単身赴任したことで逆に夫との二人の時間が増えた
これは所属する会社にもよりますが、夫の会社はわりと休みが取りやすいようです。単身赴任先からこちらに帰ってきたときも、月曜日に休みを取って私とランチをしてから新幹線に乗って単身赴任先に戻っていきます。
なので、月に1回くらい夫とランチデートをしています。逆に今もなお一緒に暮らしていたら、わざわざランチデートをしてたかなぁ、、、、と(笑)
単身赴任によるワンオペ育児の場合に対策しておくべきこと
対策できることは対策しておくことをおすすめします。
省ける家事は思い切って省いていく
単身赴任家庭となる二重生活となるので、いくら会社の補助が出ていたとしても経済的に楽ではないかもしれません。
それでも家庭を守り、家事育児をワンオペで行い、そこに仕事もとなると、省ける家事はできる限り省くことをおすすめします。
私の場合は、スーパーに行くのをやめました。スーパーに行くことは時間もかかりますし、重い荷物をもったりとエネルギーがかかります。一方でネットスーパーなどを利用すると、自宅で購入品を選んで注文すれば完了します。実際に行って自分の目で選びたい!とか近くのスーパーの方が安くない!?と言ったことを言う方もいると思います。しかし、夫のいない完全ワンオペという状況を考えた時には懸命な判断ではないでしょうか。省きたくても省けないものもあると思います。省ける部分はどんどん省いていいのではないでしょうか。
自分が病気になった時の対策
お子さんがインフルエンザなどの感染症になった時はもちろんなのですが、ご自身も同様に感染してしまうと家庭内が立ち行かなくなってしまいます。そうならないため事前にできる対策はしておくことをおすすめします。
感染症などに罹患した時に必要となる薬、スポーツドリンク、レトルトのおかゆ、たんぱく質のとれるスープ、野菜ジュースなどがおすすめです。特にたんぱく質のとれるスープは病気の時はなかなかたんぱく質を摂取することがしづらくなります。しかし、とても大切な栄養です。スープであれば食欲が落ちていても何とか摂ることができます。
災害時の時の対策
私自身、子供と生活を送る上で、極端に困ることはないのですが、自然災害(台風、大雨、地震など)の時だけは不安になります。自分の身を守り、子供の身も守る。それでいて過剰に不安になり過ぎてもダメ。とは言え、不安に感じます。
この不安は自然災害だけにどうすることもできませんが、いざ何か大変な事態になってもできる限り影響を少なくするためには予めの対策以外できることは内容に思います。
今やどんなご家庭も災害時対策をされているのが普通だと思いますが、ワンオペになりその意識が高まりました。
いざその時が来てしまって困る前にあらかじめ準備をしておくことが大切だと感じております。
この記事のまとめ
あまり参考にならないかもしれませんが、こういったパターンの家庭もあるんだなぁという感じで見てもらえたら幸いです。
ワンオペ育児に関わらず、今やどのご家庭も大変なことがあると思います。
好きでその状況になっていないですが、自分なりに工夫して対策できるところは対策するしかないです。