転勤族と結婚すると数年単位で転居しなくてはならなかったりと、先が見えない状況に陥ります。
転勤族と結婚する前に知っておいて欲しいことや、転勤族となったからこそできる経験・スキルを転妻の私が解説します。
これから転勤族と結婚する予定のある方や、これから転勤があるかもしれない方の参考になればと思っています。
目次
転勤族と結婚する前に知っておくべきこと
転勤族の私が感じた転勤族と結婚する時に知っておきたいことを解説していきます。
自分のキャリアがリセットされる
転勤族と結婚すると今の会社で仕事を続けることが難しいです。今でこそリモートワークなどが増えてきているので、職種によっては転勤先でも継続して仕事をすることが可能な場合もあると思います。
しかし、多くの場合が退職してしまうようです。
会社を辞めてしまうことでキャリアがリセットされるのは、想像以上にダメージが大きいです。金銭的にも、自分自身の気持ちにも大きな影響をもたらすこともあります。
それまで気づいてきたコミュニティ・人づきあいがリセットされる
その場所で築いてきた人間関係、例えば会社や趣味の仲間、学生時代の仲間などが転勤することによってリセットされます。
一度切りのリセットであれば、生きていれば大半の人が経験するのかもしれませんが、転勤族となるとそれを何度もしなければならないことが問題なのです。
マイホームを持つことが難しい
転勤族の永遠の悩みと言って過言ではないのがマイホーム問題です。転勤族と結婚したら、ある程度のタイミングまではマイホームを持つことは難しいと覚悟しておいた方がいいです。
家族一緒に住むことを重視すると、賃貸で生活していくしかないです。
意外にお金がかかってしまうこともある
転勤族になると意外にお金がかかってしまうことがあります。厳密に言うと、自分の本意じゃないところで出費があるように感じてしまうということです。
例えば、車社会の地域に転勤になると、夫と妻それぞれが車を1台づつ持たないといけなくなります。それまで住んでた都会ならば、車を買わなくて済んだのに!という思いが、一見お金がかかっているように感じてしまう理由です。
子供を転校さえることが増えてしまう
転勤族のつらいところは、子供が産まれると転校をさせないといけない点です。子供の性格にもよりますが、転校した先でなかなかなじめないという話を聞く時もあります。
馴染むか馴染まないかは行ってみないとわからない面もあるので、いつだってかけのような状態ではあります。
ワンオペ育児を余儀なくされる
転勤族と結婚し、子供が産まれるとどうしてもワンオペ育児になりがちです。近くに親が住んでいないので、孤独になってしまうことがあります。
子育てを始めて間もない頃に転勤となったりすると、育児だけで大変なのに新しい土地にもなじまないといけなかったりもします。
転勤族と結婚すると先が見えないことばかり
ここまで転勤族と結婚する時に知っておくべきことを解説してきました。自分の思いと違うところで、住む場所や生活の場所を変えないといけないということは、普通のことではありません。
自分の本意ではないからこそ、先が見えないことばかりになります。家族のこと、家のこと、自分のこと全てにおいてそうです。
但し、転勤族と結婚するとなったなら、そこは覚悟してできることを見つけることもおすすめです。
今は、リモートでできることも増えてきているので、知恵を働かすことで転勤族だからこそできることもあると思います。
転勤族と結婚したからこそできた経験や得たスキル
実際に転勤族と結婚した私が、経験したことや得たスキルを解説していきます。これから転勤族と結婚する予定の方にとって参考になればと思います。
縁のなかった土地に住むことができた
今現在住んでる東京にしろ、その前に住んでた場所にしろ、結婚までに自分が描いていた人生設計の中になかった場所です。
想定外の場所に住むことは大変なこともありますが、悪くはないと思います。
住む地域によってはお魚がおいしいとか、乳製品がおいしいとか地域ごとの楽しみがあります。住まないとわからないこと、経験できないこと、感じることができないこともあります。
運転免許を取得した
転勤族の夫と結婚して初めて住んだ場所が完全に車社会の地域でした。それまで運転免許を持っていなかった私は、すぐに運転免許を取りにいきました。
まさかこんな形で運転免許を取得することになるとは思っていませんでした。
しかも、雪が降る地域だったので雪国の運転もするようになりました。転勤族でない限りは雪国での車の運転は私の人生にはなかったと思います。
パン教室を開いた
私が始めて行った転勤先で、パン作りに出会いました。それまでパンも料理も無縁でしたが、近くにあった教室に通うようになりました。
そこから、自宅でパン教室を開くまでになりました。
住む場所によっては、自宅教室に雑誌やテレビの取材依頼などもあったりしますよ。実際に私も取材を受けたことがあります。
自分のwebサイトを作れるようになった
転勤してもどこででもできることの一つとして、webスキルを高めることが必須です。
このサイトも私が作成しています。この他にも複数サイトを運営していますが、転勤族だからこそどこででもできることを考え、行動に移すようになりました。
この記事のまとめ
転勤族と結婚すると先が見えない、人生設計を立てられないなどの不満が出てきます。
その点を解決しようとしても解決問題できないことです。自分で何ができるかを考え行動する。転勤族の妻だからこそできることがあります。活かせる強みがあります。
大変なことも多いですが、培えることもたくさんあります。